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2017年 02月 12日

JA12 ジムニー F6Aエンジン組み立て開始だで!…の巻




2月ですがまだまだ寒い日は続きますね〜。


さて、私はと言えば…


ジムニーのエンジンを昨日、今日の2日間でみっちり組み立て作業をして参りました。


2日間でエンジン本体は組み上げ完了か⁈…なーんて思ってましたが甘かった(笑)


山あり谷ありのドタバタ作業を、サラッと記事にします〜。


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2月10日 金曜日。午前中より部品を灯油の洗浄槽から出して準備します。

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バルブシートカットから戻って来たヘッドと新品のイン・エキ バルブ。燃焼室がキレイですね〜。

しかし、この小さな燃焼室で…ガソリンと空気を圧縮・爆発させて、その爆発エネルギーでピストンを押し下げてエンジンはパワーを発生する…冷静に考えるほど、爆発だけであの金属塊を押し下げられるのかが未だに信じられん…


世の中の車のエンジンもみんなこんな作りなのも信じられん(笑)本当は中身入ってないんじゃないかってたまに思う。

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先ずは、腰下であるシリンダブロックから。

分解の際にラチェットレンチのエクステンションバーでピストンを打ち抜いて外すという大ポカをしたせいで、見事クランクジャーナルに傷を付けてしまいました…コレはガレージ先輩にかなり怒られましたね…今考えればクランクジャーナルなんて最もデリケートゾーン(笑) 大失敗の猛反省…

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という訳で、ブロック組み立ての前にジャーナル部をラッピングします。特に傷を付けてしまった1番は念入りに傷をリペアした後に磨き上げます。

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青棒風の青棒では無い秘密の粉末でひたすらジャーナル部を研磨!研磨!!研磨~!!!

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…で、こんな感じ♪ 輝くクランクシャフト ↓

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ガレージ先輩に仕上がりを確認して頂き、いよいよ組み立てに掛かります。手前にティッシュに包まれたのがWPC加工された親子メタルとスラストメタル。

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腰下のシリンダブロックは特に重要な為、ココからはガレージ先輩メインで作業を進めて貰いました。先ずはもう一度脱脂&洗浄。

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そして超念入りエアブロー。異物混入を防ぎ、状態を最終確認する為かと思います。

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脱脂&エアブローでキレイになったのを確認したら、クランクメタルに組み付けペーストを塗布してブロックに組み付けし、クランクシャフトを慎重に載せます。


因みに、組み付けペーストはモリブデングリスとの事で、オイルでも良いんですが垂れてしまうし、塗り忘れが確認しづらい為、色が付いた組みつけペーストが良いらしいです。

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クランクキャップにもう半分のクランクメタルを組み付け、キャップボルトを少しずつ締め付けて行き、最後に規定トルクでガッチリ締め付けます。



…そう。その通り。


私はカメラマン兼、完全に助手(笑) …当然である。超高速回転するクランクシャフトはエンジンの最も重要な回転軸。生半可な知識で組めば、またブローしてしまう可能性が有るし…何より私は、エンジン組み立ては若かりし頃にL型4発組んだ後、10年以上やって無い。


ガレージ先輩は周回レースで酷使されるL型6発を組み上げる、その世界では有名なチューナー。ご親友の30Zはガレージ先輩チューンのL型エンジンでFISCOで2分を余裕で切ってしまう。

ガレージ先輩と比べれば私なんぞ、豪華客船と笹舟、ジャンボジェットと紙飛行機、F-1とミニカーぐらいレベルが違う(笑) 真剣にエンジンを組むガレージ先輩はもはや職人の域か…


いやそれ以上の、研ぎ澄まされた空気に少し怯えたが…



お昼に食ったネギラーメンで、作業中に2人共オナラが止まらない(笑) キンと冷え、静まりかえったガレージに響き渡る…



「プッ♪」という音 (笑)

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組みあがったクランクシャフトは…手でもシュルシュルと回る!左のプーリーボルトにラチェットレンチを掛ければ自重で下にグルンと落ちる程だ。コレは凄い!


私が昔組んだL18改1940ccなんて、内燃機屋さんで親メタルを紛失され、ともてじゃないが手でなんか回らなかった。プラスチゲージも使わず組んだもんだから、ラチェットレンチで回しても抵抗を感じる角度があった。でも結局気にせずそのまま組み立てて乗っていたっけ。



さぁそれじゃあその流れで、ピストン組みましょう!


ピストンリングは勿論新品に交換済み。トップ周りにサンダーをかけた様な傷があるが・・・キリが無いので無視します。

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そしてまた悪夢が始まる…

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「プッ♪」…屁が止まらないが…(笑)



1番ピストン&コンロッドを慎重に組み付け、規定トルクまで締め付けると…クランクシャフトがズッシリと…いや、メガネレンチでは気合いを入れないと回らないのだ。


…クランクシャフトは、すんなりとシュルシュル回転まで行ったがココで頓挫…



「またか…」



ココから診断の始まり。



1番を外し、2番・3番を試しにシリンダ定位置に組むとクランクシャフトはすんなりと回る。

2番コンロッドを一式、1番シリンダに組むとすんなり回る。

1番コンロッドを一式、2番シリンダに組むと回らない。

1番コンロッドに2番のコンロッドメタルを組んで1番シリンダに組んでもすんなりと回る。

…結論。1番のコンロッドメタル不良が判明…


やったことある人はお分かりかと思うが、シリンダーにピストン&コンロッドを組み付けるのはただ突っ込む訳ではない。ピストンリングコンプレッサーで縮めないとシリンダーには入らない。入替・検証で2時間以上は費やしてしまった・・・。


因みに、クランクシャフトの傷、WPC加工が原因ではない模様。運ぶ途中で歪んだか…分解前はクランクはすんなり回ってたので何とも…これにはガレージ先輩も頭を抱えておりました。


仕方ないので、1番のコンロッドメタルは交換する事に…

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ハイ!しゅーりょ〜(笑)

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回転させた事によって出来たスジのようなキズが見受けられます。やはり回転軸のクリアランスがおかしいのは間違いない様です。


ガレージ先輩曰く…「持ってるねぇ〜あんたww」


本当ですね(笑)すんません。

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本日は無事にヘッド組み立ては完了。新品のバルブステムシールを一個傷めた気がするので・・・どうしようかなぁ。交換しとこうかなぁ・・・。バルブスプリングも0.2mmから最大で0.5mmまでヘタっている物もあったが・・・。これまたキリが無い。レース用エンジンじゃないからいいっちゃいいが・・・

実に悩ましい問題。




最後に、快腸の原因。美味しかった「うまいラーメンショップ」のネギチャーシューメンとネギ丼…

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日曜日のランチ「トンカツ定食」でお別れです(笑)※私はソースが苦手なのでトンカツを醤油で食べます※

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追記 2月15日、1番のコンロッドメタルを取り寄せて、テスト組付けしたら無事にエンジンはクルンクルンと回るようになりました♪・・・とガレージ先輩からご連絡をいただけました。





つづく






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by boogiecat610 | 2017-02-12 00:19 | Comments(0)


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