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2016年 09月 01日

英国紳士クラシックレンジ、集中治療室でオペ開始です…の巻




皆さん、台風は大丈夫だったでしょうか?


我が家は直撃を免れ、夏日が戻って来てます。





え〜さて、水温上昇が著しかった我が家のメインカー、クラシックレンジこと「英国紳士」


昨日午前中より、いよいよ本格的に治療に入りました。



先輩の工場の一角をお借りします♪いつもスイマセン
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日本で最も暑い8月中旬に山道をずっと登っていると水温マックス手前まで上がってしまう英国紳士。


本国イギリスではありえない、超過酷な条件である事は十分理解しているが、日本で走る車はエアコンをかけて音楽聴きながら山道をグングンと涼しい顔で走れなければいけない。水温計が無い車も多いのが現代。


イギリスやヨーロッパではまず、日本のように信号が多くなくストップ&ゴーが少ないとの事。また、気候も日本のようにジリジリと暑くない。一方日本は「酷暑」「多雨」「渋滞」などなど・・・英国紳士なクラシックレンジに優しくない環境が盛りだくさん。


真夏の渋滞、梅雨などの雨の影響による湿気が原因での電装故障が発生しやすい。


故に、本国では想定出来ないような過酷な環境におかれるので「故障」「不調」が出やすいらしい。



ニャオス♪
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実際、調子の良い日本車はそれをなんなくクリアする。だから外国でも日本車が受け入れられるのかもしれない。部品の精度や耐久性も今まではこの日本製の部品の品質が当たり前と思っていたが・・・どうもそうじゃないらしい。


メイドイン・イングランドの部品とにらめっこしていると、改めて日本車部品の品質の高さや管理の細やかさに驚くのでした。

「ヨーロッパ車は壊れる」とよく言われるがそうじゃなくて「日本車(部品)」が頑丈すぎるのだった(笑)いやこれホントに。



このクラシックレンジも現代の日本車と同じにしたいと迄は思わないが、本来のポテンシャルはそれが可能なはずだ。


この修理はその「本来あるべき姿、かつ、持てるべき快適性を取り戻す」事を目的として作業したりプロにお願いしたりするもので、まずは第一弾「水温上昇とエアコン不動」を改善する為の作業から入ろうと思います。

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改めて、水温上昇の原因は「水温上昇検知にて作動する電動ファンが作動しないから」の様でした。恐らく。


しかし、故障や不具合の多いクラシックレンジ。ディーラーに行ってもランドローバー純正部品は高いし、そもそも突然中古を買った輩なんぞ相手にして貰えなさそう。


保守部品ですら絶版パーツが多い事もあってどうしようかと思って悩んでましたが…



どーん
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英国四輪駆動部品販売さんという、とてつもなく親切かつ丁寧なサイトに出会い水温上昇の原因の特定と部品手配をする事が出来ました。

この通販サイト…ただの通販サイトでは無い。店主さんのキャラがとても素晴らしく、しかもちょっと面白い。ご興味あれば是非一度覗いてみて下さい。



今回まず購入したのはウォーターポンプ、ラジエターホース上下、サーモスタット、エア&オイルエレメントとスイベルハウジンググリス。


本国にオーダーをかけ、届いたら全て開梱し検品する徹底ぶり。もはや感動モノの対応。

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会報的なものもギッシリ( ´ ▽ ` )うわぁマニアックな事たくさん書いてある〜(笑)たまらんっ。



さて!部品もキッチリ届いたので作業に入ります。


まずはカップリングファンを外します。この一本止めの太いボルト、ネジロックが効いてて固いのなんの!先輩と二人ががりでmacのロングメガネ一本ひん曲げてようやく外れました。


特殊工具なんてつかわないぜ!オラァ(笑)
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ファンを外して…ベルトを…覚えとかないと…カシャ

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ラジエターホースとサーモスタット、ウォーターポンプを外します…しかしオイル漏れが多いなぁ…しょうがないか。

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水通路の中はそんなにサビも無い様です。

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取り付け待ちの社外のウォーターポンプと純正88℃サーモスタット。

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ポンプを取り付ける前に…先輩と話し合い、ラジエターをオーバーホールに出す事にしてラジエターを外します。横流しタイプのラジエターは、運転席側はエンジンオイルクーラー、助手席側はATオイルクーラーのオイル配管が付いてます。熱量が凄いですね。よく平地で水温が上がらないもんだと逆に感心します。

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本日ラジエター屋さんから先輩に連絡が有り、漏れ止めらしき物が投入されていて約6割詰まってたそうです(笑)いや〜オーバーホール出してホント良かった〜…。


でっかいラジエターだなぁ…幅85cm厚みも8cm位有りました。重いですよ!銅と真鍮製です。確か。

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さて、モンスターなラジエターも外れたのでウォーターポンプを取り付けます。
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ハイ!出来上がり。新しいパーツはええのう。
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さて、問題の電動ファン。ランドローバー純正品は…片側57000円。



は?(´Д` )?2機掛けでっせ?


ははぁ…てこたァ…2機だと114000円かぁ…

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コラ(´・Д・)」
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たかがファンモーターに12万近いお金は払えません…


しかし!


ここでも、「英国四輪駆動車部品販売」さんからとある車のファンが流用出来たという情報を教えて頂き、ついに同じモーターを発見!写真は、上がレンジの故障ファンで下が流用のファン。同じDENSO製モーター。


流用のファンは驚愕の…ヤフオクで3600円(笑)安いッ!コレはお買い得でした。しかもゴロゴロ出て来る出て来る。


本日、先輩よりモーターを流用出来たのと、集中ドアロックの問題も解決したと連絡が有りました。


ブロアファンのリレー不良も発見し、エアコン不動の原因もようやく掴めましたし。



後は、オーバーホールから戻るラジエターを取り付けて、電動ファンを交換してストレステストに耐えれば…第1弾の復活です。


第2弾はブレーキ、第3弾は下回りのゴム部品とアーム・ロッド・シャフト関係を改善したいですね〜。あ、燃料ポンプも交換しないと…

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スカッと治った英国紳士と早くキャンプに行きてえなぁ…




おしまい



追記 ブロアファン不調はリレー交換するも改善せず。リヤワイパー回路と合流しているがリヤワイパーも動いたり動かなかったり・・・迷宮入り?パイセン頑張って!



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by boogiecat610 | 2016-09-01 23:43 | Comments(4)
Commented by amarone at 2016-09-04 23:25 x
着々と進捗していて素晴らしいですね。
先輩みたいな人が近くに居るのは羨ましい。
古い車になればなるほど、お金よりもネットワークが物を言いますねえ。
今後も楽しみにしてます。
Commented by boogiecat610 at 2016-09-05 11:46
amaroneさん

ハイ!おかげさまで着々と進んでおります。第一弾の修理目的でありました、「エンジンも自分も涼しく走る」の修理は無事に終わりそうです。

引き続き、予算と相談ですが「ブレーキ周り」「燃料関係」「アーム・ブッシュ」の順にあるべき姿に戻していこうと思っております。

先輩はあくまでも修理のプロですので、格安ではありますがきっちり請求はございます(笑)でも、誰でも難色を示すイギリス車もキッチリ治してくれる技術には脱帽です。
Commented by amarone at 2016-09-05 12:54 x
ご請求は流石にこの作業ならあるでしょうね。気楽に持ち込みとか含めて、とりあえず相談できるフレキシブルな対応の車屋さんってなかなか出会えないですから、旧車オーナーには心強いですよねえ。
Commented by boogiecat610 at 2016-09-05 18:47
amaroneさん

そうですね~現代の日本車のように在庫があって、値段が普通なら逆に部品手配もお任せしたいですが、絶版部品や純正部品の価格設定がお金持ち価格なので自分で探さないといけない状況です。

この先輩はもともと日産旧車が最も得意な方なのでなんでもフレキシブルに出来てしまうのだと思います。

頼れる兄貴的存在で、とても尊敬しています。


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